2013年1月27日日曜日

発表会



先般、バロック・プログラムによるリコーダーの個人発表会を行いました。



若手数名での一枚



若手から、通われて20年程にもなる大人の方々まで、
毎年ですが、全ての方々が強い音楽的意思と高い品格で、
楽器本来の優しい音色を奏でて下さいました。


毎年の皆さんのスキルの上がり方は尋常ではありません。
どこかでバロックのアプローチを感じ取っていくのでしょうか、
(平均律、吹奏楽的、合奏的演奏とは全く異なる)古典調律に対する音程の正確さ!
や、リコーダー本来の柔らかい音色等、心地よく刺激のある空間と時間になりました。




特質すべき一つは小学6年の「なおちゃん」。

これでもか、という、ともすればありがちの「我の強い」ものとは「真逆」の非常に素直かつ
高度な演奏に、会場一同驚愕、唖然、大喝采!
「才能」というものはこういうものなんです。

プロ演奏家の多い私の門下の中で、彼女も今後、姉弟子兄弟子の素敵な刺激を受けて
更なる成長をするでしょう。楽しみでなりません。


愛好家、第二専門、専門家を問わず、美しい音色と音楽をリコーダーで奏で続けて頂きたい、
と思いました。
今後もそれぞれの方々がお持ちになるポテンシャルを引き出す一助になれれば嬉しく思います。