2013年12月27日金曜日

香港デビュー




本年の最後は香港デビュー。とても素敵なお人柄の方々と共演するのです。


ヨセフさんとヘンリーさんと打ち合わせ&リハ







Youth スクエアの立派な香港島の西にある文化施設の建物。







あいにく自身の演奏中の写真がありません・・・。








とにかく、近隣諸外国の国民性、進行、演奏をよく学べた気がします。


本年は韓国、台湾、香港でデビューしました。
また詳しくお伝えしますが、それぞれに良き特徴がありました。
何より自身の良い修行になったと思います。




今からは製作家、竹山氏のお手伝いと補助に出かけます。



香港のプロの先生方と生徒のみなさん



なかなか無い、製作家とのコラボですが、彼は既に相当な有名製作家です。

凄い事だと思います。


2013年12月25日水曜日

斉藤さん




先日、関西を訪問された、アムステルダム在住の斉藤さん。
以前に購入した彼の製作による楽器のヴォイッシングをお願いしました。

私の兄くらいのご年齢ですが、お若くて何より知識が豊富でいらっしゃいます。

色々な歴史的観点、楽器的観点の疑問や質問には、いつも興味深い回答を
下さるので勉強になります。勿論、楽器の質の高さは言うまでもありません。

いずれ、私のお弟子を集めてバロック時代の「楽器製作者」の歴史勉強会をして
下さるとのこと。

楽しみです。


アンリュウリコーダーギャラリーにて、


2013年12月20日金曜日

音楽家の卵たち ♫ 伝えるもの 得るもの




本年と今年度も終わりに近づきつつあります。

週の半分を2大学で、器楽合奏を6講、大阪では教材研究講義を1講、
そして京都ではバロックを学ぶ音楽学実習という受け持ちの一年でした。

幸い非常に真面目に、かつ楽しみながら学ぼうとする学生に恵まれ、
フィジカル、メンタル共に乗り切る事が出来ました。

アルバイトとはいえ、200名弱の音楽を専門とする大学生に接していると、
こちらが学ぶものも多く、また、リコーダーの本来の魅力を伝えるモチベーションが
高く保てる気がします。


何より、楽しそうな素敵な表情の記念写真を授業終了後に3クラスで撮影してみました。
専門学生の素敵な笑顔をご覧ください。


京都市立芸術大学の器楽合奏クラス



大人数が吉と出た大阪音楽大学のクラス。ここではメンデルスゾーンの交響曲アレンジに挑戦しました。


大阪音楽大学の器楽専攻と声楽専攻が多数の抜群のハーモニークラス


2013年12月15日日曜日

アンサンブル公演




ガナッシュリコーダーアンサンブルの神戸公演を終えました。
ありそうでない(と思いますが)、西日本唯一のリコーダープロ集団です。

とても素敵なお客様、学生さん、各種他楽器のプレーヤーの方々にご来場戴き、良き晴天日和、
かつ満席のご来場の中、無事に公演を終了しました。メンバー一同、心より御礼申し上げます。


メンバーとウッドベースの木村氏 


気炎万丈、しかし妙に冷静という、プロ独特の種々様々な展開に、戸惑いとお疲れになった方も
おられたのではないかと心配しておりますが、前代未聞、かつ唯一無二の舞台にはなったかと思います。

今後も今までになく、しかしおしゃれで新しく、真面目で楽しい、
少し欲深い芸術舞台を目指して邁進すると思います。







会場の方、妻のサイドからの多岐に亘るサポート、将来プロを目指す優秀なお弟子である
予備軍、
中学生の直香ちゃんの懸命な下積みデビュー?にも随分と助けられました。下積み無き発展は、
即ち愛好の延長ですので、通るべき道なのですが、懸命に努めてくれました。
併せて日に日に上達著しいメンバーにもパワーをもらい、幸せこの上ない時間となりました。

今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
誠にありがとうございました。




2013年12月6日金曜日

忘れえぬ時間に





アジアン・リコーダーフェスティバル:古楽コンサートにて


長い間、音楽芸術に携わり、(己のリサイタルなどは別にして、)お客様と共に、これほどの興奮と感動を共有した依頼コンサートがあったかしら、というのは正直なところ。

共演者のポテンシャルが非常に高いから。ド専門の音楽だから。
と諸説考察しましたが、結局はパーソナルとマンパワー。

写真は台湾のリコーダーの中心となっているHPに掲載されたものです。
面白いもので自国以上に諸外国で話題になるのです。

前記しましたが、今月には香港公演、3月に台中公演、というように、愛好家チーム連ではなく、
なぜか海外のプロ集団からのお声掛けが続きます。

日本との底辺が根本的に全く異なるのも興味深いところですか。
ついに抜かれてしまいましたねぇ・・・。





2013年12月1日日曜日

岡山に於ける不思議な「ご縁」




毎年自主的に開催されている岡山の「あんさんぶる・もも」さん(岡山市芸術文化団体認定)
の第7回定期公演が岡山シンフォニーホール・イベントホールにて行われ、普段の指導に加え、日、解説と進行のお手伝いをして参りました。






自身の地元での忙殺の中、メンバーのみなさんの「音楽」に対するひたむきさには頭が下がり、
定期的に地方指導に出向く唯一の非関西地区の指導団体なのです。
美しい音楽を奏でたい、という軸は一切ぶれないため、お手伝いを継続させて戴いています。

これは世の常でしょうが、集団にはたまには不可解な多少のメンバー入れ替えはあるものの、
基本的に「美しいハーモニー」を追求されるスタンスには変わらず、ゆえにいつも感動があります。

今回もたびたび「きれいな音色」も奏でていらっしゃいました。
自己顕示欲は音楽の邪魔ですのし、果たしてお聴きになる方には無関係な愚行でしょう。

さて、今回は関西から私のトップ弟子もお手伝いに。軸がはっきりしてスキルアップに。
また、偶然、以前に私のお稽古に来られていた方が会場の職員として就職されており驚き。

ついでに、妻の両親は岡山生まれ。
ついでに、私の父方の祖父は岡山大学の出身。
ついでに、アンリュウリコーダーギャラリーに勤務するスタッフの方のご両親のどちらかが、
この、もものメンバーのボスの中学での教え子とのこと・・・。

この岡山事変は何等かの「ご縁」かと思ったのでした。

非常にクレバーなメンバーのご友人の司会の方の元、愛好家の方々の美しい演奏に
充足した時間となった次第です。

お越し戴いた皆様、お手伝い戴いた方々、みなさんに拍手。

満員、大成功でした。