2014年10月14日火曜日

国際コンクール予選日




漢南地区、白石大学のコンクール会場と審査員4名(韓国、日本、デンマーク、韓国)です。
予選16名のソロと12のアンサンブルでした。特に技術が卓越していて驚くばかりでした。
凄まじい緊張感に、将来への本気を感じる若者の多さにも驚いた次第です。







百点満点採点と英語でコメントを書きます。集計され、数組が落とされ、明日の本選には参加出来ないシステム。「発表会」ってな感じでは全くなく、容赦無い厳しさがかえって頑張るモチベーションとなるでしょう。良くも悪くも温くもなければ、出来レースも無かったのは良かったと感じています。




逆に、私が若者に教えるべき事が学べました。
中二でバロックの初期ものを予選でノーミスで吹くのが、当然ですから、とにかく驚きます。
音楽的なものは経験と時間が解決するでしょうが、この基礎能力は凄まじい事この上ない。

韓国の場合はウィーンとドイツへの留学組が帰国していて、年寄りの妙なパワハラも無く、高いスキルと正しい基礎を学ぶルーティンが完成している印象。その証拠に私と英語通訳の方以外の審査員やお手伝いの会話とコペンハーゲンのボレットさんとの会話はドイツ語・・・

ランチとディナーは日本語意外が飛び交っており、おかげで食事に集中出来た次第。
正直苦手なお食事も頑張って来ました。良いのは飲酒の無いこと。毎度言いますが、
飲酒は公私の私でロクなものでありませんので結構なことです。

何よりソロはバロックのコンクール。アンサンブルは趣味の粋を出た真面目なものでした。



恐ろしき韓国です。(まだ本選がありますが)